「売人500人狩り」宣言
[ 333字|2014.5.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地域の国家警察ボホール州本部のデニス・アグスティン本部長はこのほど、ボホール州の麻薬密売人の「500人狩り」を宣言、この地域を「ドラッグ・フリー」にしてみせると約束した。
きっかけは、ボホール州での麻薬密売の親玉とみられていたニカノル・オムパッドとウィリアム・オムパッドの通称「パブロ兄弟」と呼ばれる2人が同州クラリン町で最近、逮捕されたことから。特捜隊(SWAT)を率いるラビスト警部が執念の捜査で居場所を突き止め、逮捕にこぎつけた。
「パブロ兄弟」は詳細な密売人リストを持っており、アグスティン本部長は「根こそぎ逮捕する」と大張り切り。本部長は「ボホールのすべての密売人たちはいまや警察の監視のもとにある」と話している。(21日・ブレティン)