タクシー運転手に新賃金制
[ 328字|2014.3.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市では、タクシー運転手が稼ぎを増やそうとスピードをだすため事故が多発しており、ドゥテルテ市長は賃金制度の見直しを議会に働きかけている。
同市のタクシー運転手はタクシー会社から車を12時間借り、タクシー料金の合計が千〜1200ペソになれば、その後の売り上げが取り分になるという「固定上納金制」で賃金が払われている。ガソリン代は運転手負担となり、市はこの制度を承認してきた。
しかし、運転手は早く上納金額に達しようとして速度オーバーしたり、眠気を覚まそうと覚せい剤を使うケースもある。市長は上納金制を廃止し、待遇改善と客の安全のため制度を見直すよう議会を説得中。タクシーのスピード制限も導入するという。(17日・ビジネスワールド)