サイバーポルノ撲滅を
[ 310字|2014.2.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
子供たちを食い物にした悪質な犯罪が大きな社会問題になっているため、社会福祉開発省(DSWD)はセブ地方に児童福祉専門の女性担当官エンマ・パタリングさんを派遣し、バランガイ(最小行政区)単位での摘発・指導の強化に乗り出した。
子供を悪用した犯罪の中でも、当局にとって頭が痛いのは、性的行為や、わいせつシーンをインターネットを通じて有料で世界中にばらまいている「サイバーポルノ」と呼ばれる犯罪だ。
エンマさんは「皆がまだこのあくどい犯罪の実態に気づいていないようだ。役人が子供の人権を守るため、それぞれがきちんと義務と責任を果たすよう行動を起こしてほしいとあえて言っておきたい」と語っている。(31日・ブレティン)