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　ミンダナオ地方東ミサミス州のカガヤンデオロ市で、モレノ市長が市内のディビソリア広場で週末に開かれる夜店の廃止命令を出し、業界団体が「死活問題だ」と、命令の撤回を求めている。

　広場では２００３年から、週末の金曜日と土曜日の２日間、夕方５時から午前零時まで、中古品を売ったり、食事を提供したりする屋台が少なくとも２００軒並び、数千人の住民や観光客が掘り出し物を買い求め、屋外での食事を楽しむために集まる。

　ところが、道路閉鎖で交通渋滞が起き、大量のゴミが付近に放置されるため、一部で問題になってきた。モレノ市長は夜店禁止の強硬手段に出たわけだが、夜店の団体は事前の相談もなく、生計が立たない、と猛反発している。（15日、ビジネスワールド）