ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 287字|2012.4.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
レイテ島でカエル新種
比環境天然資源省当局者が明らかにしたところによると、昨年後半1カ月にわたり、ビサヤ地方レイテ島南部で実施した現地調査で、カエルの新種2種のほか、新種植物も229種発見された。
新種のカエルが見つかったのは、南部ナコロド山系の湿気の多い森。新2種はいずれも、プラティマンティス類に所属するとみられるが、比で確認済みの同類カエルと比べ、大きさや皮膚の色調、鳴き声が明らかに違う。比米両国の両生類学者が現在、正式な分類学上の所属を突き止める研究を進めている。
これら新種動植物の発見に関連して、同当局者はマコロド山系の自然林保護、再生の重要性を訴えた。(18日、スター)