ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2008.5.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
手術ビデオで停職処分
厚生省はこのほどセブ市の国立ビンセント・ソット記念医療センターの外科医師二人と看護師一人を三カ月の停職処分にした。同病院では同性愛患者の肛門からスプレー缶を緊急摘出する手術の模様がビデオ撮影され、このテープが動画投稿サイトのユーチューブで公開され、問題化していた。このため同省は院内立ち入り調査を実施、この事件に関与した責任者としてとりあえず三人を停職処分とした。
患者側の弁護士は処分を歓迎したが、同病院の管理態勢に問題があると主張、管理責任者の更迭や公開謝罪、ビデオの被害者による回収も要求している。病院側は三人が解雇にでもなれば大損失になると頭を抱えているが、当面、代替要員の確保に努めるという。(16日・ブレティン)