ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2007.8.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
クモの決闘
西ネグロス州で、元は子供の遊びだったクモを戦わせる
賭博が盛んになり、掛け金が一回五万ペソにもなったため、警察が違法ギャンブルとして取り締まりを強化した。
フランコ同州警察本部長によると、このギャンブルは「スパイダー・ダービー」と呼ばれ、闘鶏と同じように競技ルールがきちんと決まっている。二匹のクモが競技場となる木製の棒の上で戦い、棒から三回落ちた方が負け、また相手をクモの糸でからみ込んでしまえば勝ちとなる。
同州エンリケ・B・マンガロナ町での競技用のクモは色や大きさによって一匹二十ペソから百ペソで取引されている。最も高いのは胴体に王冠のような模様のあるクモで、勇敢で力があり、しかも戦闘意欲が強いという。(23日・ブレティン)