ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2006.6.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
13億ペソの食料援助
社会福祉開発省(DSWD)と国連世界食糧計画(WFP)はミンダナオ地方の和平促進のため、二百十万人の住民を対象に十三億ペソ相当の食料援助計画を実施することで合意した。
政府,反政府勢力間の紛争で疲弊した中部ミンダナオ地方・南北ラナオ、マギンダナオ、北コタバト、スルタンクダラトなど各州で貧困層に対し、二〇〇六年から〇七年まで実施する。
同計画によると、WFPが資金を供与、DSWDと関連自治体が人材やその他必要資材を提供する。就労者、研修者、母子家庭への食料援助、学校給食のほか結核患者にも栄養食を提供する内容となっている。また、反政府組織離脱者の社会復帰にも役立てる方針が明記されている。 (8日・スター)