ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2004.2.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
豚肉価格、上昇中
アジア各地の鳥インフルエンザ流行のため、バコロド市でも鶏肉の売り上げが下降線をたどり、供給も停滞し始めている。州当局の獣医、デセナ博士は西ネグロス州とバコロド市は鳥インフルエンザ汚染ゼロを宣言したが、人々は鶏肉購入をためらっている。
同博士によると、西ネグロス州は大量生産の商業養鶏場と裏庭養鶏場の双方からの供給が過剰気味という。クリスマス時期に一キロ二百ペソだった鶏肉価格は鳥インフルエンザ発生とともに急落している。
一方、豚肉はクリスマス時にキロ九十ペソだったのが、最近は同百二十ペソにまで上昇している。しかし、同州の豚飼育業者はマニラ首都圏の市場の方が利益幅が高いため、地元市場を軽視しているという。(3日・ブリティン)