ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2003.2.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
鉄塔5基が爆破
ミンダナオ島中部北コタバト州で起きた国軍とイスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)の武力衝突で、少なくとも国家電力公社(NAPOCOR)の送電用鉄塔五基が爆破された。同公社幹部が明らかにした。
爆破されたのはマギンダナオ州パガルガン町、北コタバト州カバカン、カルメン、マキララ、ピキット各町にある計五基。
同公社幹部によると、破壊された送電塔を早急に修理しても、今後二週間は電力供給に支障が出るという。今月末か三月初旬までには北コタバト、マギンダナオ両州の一部、コタバト市で正常化する見込みだ。
この武力衝突で国軍兵士、ゲリラ合わせて二百人以上が死亡したもよう。 (18日・ビジネスワールド)