ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2002.10.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
爆竹禁止条例を制定
ダバオ市議会は十五日、爆竹や花火の製造、所持、使用を全面的に禁止する条例を可決した。公聴会も開かないスピード制定で、一部議員から反対の声が上がっている。
第一読会は前週の議会で開かれた。条例について審議する関係者との公聴会も「時間がかかってしまう」として行わなかったという。
この条例を支持した市議は、「爆弾テロに火薬が使用される可能性が懸念され、爆竹や花火で多数の死傷者を出すクリスマス、正月も近いという状況を考慮して急いだ」などと説明している。
罰則規定は一回目の違反で一千ペソの罰金か禁固一ヵ月、二回目は三千ペソか禁固三ヵ月、三回目は五千ペソか禁固六ヵ月——となっている。(16日・ミンダナオタイムスニュース)