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[ 285字|2001.12.21|社会 (society)|econoTREND ]
□国内初の石油化学工場の資本金は10億ドル
フィリピン国家石油公社・石油化学開発社(PNOC−PDC)は19日、バタアン州で操業を計画している国内初の石油化学工場(ナフサ・クラッカー工場)の目標資本金額を当初予定の6億ドルから10億ドルに引き上げたと発表した。工場は、同社とマレーシアの国営企業、国内石油関連企業からなる連合体の合弁事業。資本金の増額は、年産量を当初目標の60万トンから120万トンに引き上げたため。同合弁事業には石油化学開発社が45%、マレーシアの国営企業が20%を出資するほか、ペトロン社も原料の供給を株式に変換する形で5%以上の出資元になる予定。操業開始は2006年。(20日・トリビューン)