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ペレス・エネルギー長官によると、２日に破産法申請した米エネルギー大手のエンロンが、フィリピンに所有する発電所の売却を計画している。売却先は電力公社になる見通し。エンロンは建設─運営─譲渡（ＢＯＴ）方式でバタンガス、スービック両州にある２カ所の発電所を総額２億5,000万ドルで建設し、同公社に電力を供給している。最近、同公社などに発電所売却を打診したが、売却額で折り合いが付かず交渉は中断しているという。（５日・マラヤ）