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[ 240字|2001.12.4|社会 (society)|econoTREND ]
□ミシン製造の老舗、シンガーが工場閉鎖
オランダ系企業で国内ミシン製造の老舗(しにせ)、シンガー・インダストリーズ・フィリピンズ社は10月30日、経営不振のためリサール州タイタイ町の自社工場を閉鎖した。従業員69人には退職金などを支払い済みで、投資委員会(BOI)に会社登録の抹消手続きを申請中。同社は1984年の設立後、縫製ミシンの製造・販売で業績を伸ばしたが、98年から経営が悪化。2000年度の売り上げは、6,341万ペソと前年度比で10%増だったが、欠損体質は改善されなかった。(11月30日・インクワイアラー)