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サパンタ・フィリピン航空（ＰＡＬ）社長はこのほど、同社の今年４─９月期の欠損が１億7,800万ペソに達したことを明らかにした。同社は2001会計年度（01年４月─02年３月）の純益を当初10億ペソと見込んでいたが、９月の米中枢同時テロを契機とする航空機業界の不振で、通年決算も３年ぶりの赤字に落ち込むとみられている。ＰＡＬの４─８月期の決算は５億600万ペソの純益だったが、９月単月だけで６億8,400万ペソの欠損を出し、赤字経営に転落した。（25日・スター）