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[ 261字|2001.10.23|社会 (society)|econoTREND ]
□日産ストライキで台湾企業が撤退を示唆
自動車組立業界で国内2位の日産自動車フィリピンズ社(NMPI)のラグナ州サンタロサ工場で今月1日から同社の労働組合がストに入っている問題で、同社の筆頭株主である台湾の自動車組立最大手、ユーロン自動車が撤退を含めた善後策を示唆した。デレオンNMPI副社長によると、スト突入から2週間目に貿易産業、労働雇用両省が交渉仲介を始めたが、明確な解決策はまだ見つかっていない。同社では今年7月に労使協定を巡る労使交渉が決裂、労働組合メンバーが同月から工場ラインの進行を遅らせるなどしており既に約3,000万ペソの損失が出ているという。