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[ 272字|2001.9.25|社会 (society)|econoTREND ]
□6月の貯蓄銀行の不良債権率は11.6%
中央銀行によると、国内に約100行ある貯蓄銀行(スリフト・バンク)で、貸出金融資産に占める不良債権(焦げ付き金融資産)の比率は今年6月末現在、11.6%で前月末の11.94%から下がった。商業銀行の不良債権比率が今年6月末の16.96%から7月末には過去最高の17.72%まで上昇したのに比べると、貯蓄銀行の安定ぶりが目立つ。今年6月末の貯蓄銀行間の貸出に関する不良債権比率も12.13%と前月末の12.51%から減少している。また、各行が保有している予想貸出損失準備金の不良債権総額に占める割合も49.6%で、前月末比48.8%に改善された。