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モンテマヨール農業長官はこのほど、マグロ業界支援策として、①マグロ漁業従事者を対象にした２億5,000万ペソの低利融資基金の設立②マグロ漁船の燃料費に対する税金還付手続きの簡略化──を明らかにした。同長官によると、国内のマグロ業界は台湾や韓国、タイなどに比べ漁場も近く、中国市場に食い込むことも可能であるため、政府は漁港など施設の近代化に加えて、今後、漁業従事者への支援策を増やすという。遠洋漁業のマグロ漁船に対しては、法律で燃料費に課せられている税金分の還付が定められている。しかし、手続きが煩雑なため、ほとんど利用されていない。政府はまた、ゼネラルサントス市の漁港が手狭になってきていることから、太平洋に面した別の地域でのマグロ専用漁港の建設を検討している。