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[ 340字|2001.8.4|社会 (society)|econoTREND ]
□政府、LRT4号線の工事主体を新たに募集
トリニダッド運輸通信次官によると、同省は、来年着工予定のマニラ市─ケソン市間をエスパーニャ通りとケソン通り沿いで結ぶ、軽量高架鉄道(LRT)4号線(総延長22.6キロ)敷設事業で、工事主体となる企業の入札を始めた。今回の入札は、総事業費が約10億ドルと見積もられている同事業の工事主体としてすでに名乗り出ているフランスのシストラ社など3社からなる企業連合体に対抗できる別の企業グループを探すのが狙い。LRT4号線は首都圏の渋滞緩和に必要な交通機関で、LRT1、3号線との接続が実現すれば、1日当たり55万人の利用が見込まれている。しかし、建設費が当初の6億8,000万ドルから10億ドルに膨張するなど事業予算の裏付けが問題になっており、工事主体を決定するまでに時間がかかっている。