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7月10日のまにら新聞から

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[ 319字|2001.7.10|社会 (society)|econoTREND ]

□政府、パーム油産業の開発を目指す

農業省は現在、パーム油産業を今後の政府の最優先産業分野として開発を進めるためのマスタープラン作りに入っている。アブラヤシから抽出されるパーム油は、石鹸や潤滑油の原料となるほか、植物性食用オイルやココヤシの肥料としても利用される。現在、国内需要の約半分にあたる5万6,000トン(2000年度実績)を中国やインドネシア、マレーシアからの輸入で賄っており、同省では、国内製品で今後100%供給が実現できれば、年間2,000万ドルの外貨が節約できるとしている。国内の主なアブラヤシのプランテーションは、南アグサン州(総面積9,800ヘクタール)とスルタン・クダラット州(同5,240ヘクタール)、ボホール島(同1,000ヘクタール)などにある。

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