econoTREND
[ 257字|2001.5.25|社会 (society)|econoTREND ]
□3月の不良債権率が16.69%
中央銀行によると、3月末現在の国内商業銀行の貸出金融資産に占める不良債権(焦げ付き融資)比率は16.69%だった。2月末の16.62%(中銀は当初発表の16.48%を訂正)から微増している。中銀は、不良債権比率の上昇は、3月の貸出金融資産総額が前月比で減少していることが要因と説明している。国内で営業する45商業銀行の3月の貸出金融資産総額は1兆4,100億ペソで、前月比0.6%減少した。中銀は政治的不透明さが要因で、低金利にもかかわらず大口の融資が増えなかったのが貸出金融資産の不振につながっていると見ている。