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5月11日のまにら新聞から

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[ 285字|2001.5.11|社会 (society)|econoTREND ]

□外貨預金による未済融資が14%減

中央銀行によると、昨年12月末の市中銀行の外貨預金単位(FCDU)からの融資が62億4,000万ドルで、前年同期比14.3%減少した。政情不安による対ドルレートでのペソ安が進んだことから、借入者がドル建てよりペソ建てでの融資を選んだのが要因。FCDU融資の借入者の産業別内訳で見ると、輸出業者が全体の34%を占めトップで、以下、公共事業会社(25%)、石油会社(6%)の順。ドル建て融資は普通、金利が米国財務省発行の長期国債やロンドン銀行間借入金利(LIBOR)などと直結している。昨年末のLIBOR金利6%に比べ、ペソ建て金利は12─15%で、かなり割高になっている。

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