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[ 257字|2001.5.4|社会 (society)|econoTREND ]
□旭硝子、比提携先から合弁企業買収へ
板ガラスや自動車ガラスの最大手、旭硝子(本社、東京都千代田区)は現在、フィリピン国内の合弁企業2社の全株式を間接的に買収して、経営権を取得する意向を合弁提携相手のリパブリック・グラス社に申し出ている。リパブリック・グラス(1956年設立)は、旭硝子と1988年に合弁事業契約(60─40%)を結んでリパブリック・アサヒ・グラスを設立。その後、不動産・建設部門でも合弁でリパブリック・アサヒ・リアリティを設立した。国際化戦略を積極的に進める旭硝子は昨年、タイの現地合弁企業の全株式を間接買収し、経営権を取得している。