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[ 187字|2001.5.4|社会 (society)|econoTREND ]
□市中銀行の担保資産比率制限へ
中央銀行は、①市中銀行の全資産に占める担保差し押さえ資産の制限②銀行所有の不動産資産に対する準備金の必要保有額の設定──などの措置を検討している。これは、1年ごとに担保資産の割合を制限しようとするもので、不良債権の負担にあえぐ市中銀行の健全な資産運用を促進させるのが目的。今年1月現在、市中銀行の不良債権比率は16.0%で、昨年12月の15.10%から約1%上昇している。