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国内の家電製品の製造大手、シャープ・フィリピンズはこのほど、2000年度の国内の卸売業者を通じた売上総額が30億5,100万ペソで、前年度比2.8％増だったことを明らかにした。同社によると、経済状況の不振にもかかわらず売り上げが伸びたのは、①セブやラグナ州など地方で販促活動を強化した②海外就労者からの送金で一世帯当たりの家電製品への出費が増えた──などを要因に挙げている。製品別の売上額は、カラーテレビが11億6,000万ペソで最多、次いで洗濯機７億7,621万ペソ、音響・ミニコンポ４億4,387万ペソとなっている。