econoTREND
[ 315字|2001.3.16|社会 (society)|econoTREND ]
□91日物TBレートが1けた台に
12日の財務省証券(TB)入札で、主要銘柄が引き続き下落し、91日物TBレートは先週より0.435ポイント減の9.893%と5カ月ぶりに1けた台の水準に戻った。中央銀行がペソ相場とインフレ率の安定を受けて主要金利を12日から0.5ポイントずつ引き下げたことが要因。他の主要銘柄では、182日物TBレートが先週比0.577ポイント減の10.983%、364日物は先週比0.665ポイント減の11.788%と大幅に下落した。応札額は119億7,000万ペソに上り、発行額は上限の40億ペソに達した。91日物レートは昨年11月には16%を超えた時期もあった。中銀や財務省は今後さらに主要金利の引き下げやTBレートの下落が続くと見ている。