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[ 366字|2001.3.6|社会 (society)|econoTREND ]
□PLDT、昨年度の純益が64%減
フィリピン長距離電話会社(PLDT)は1日、2000年度(1─12月期)の決算で純益が前年度比64.08%減の11億1,000万ペソだったと発表した。総収入は前年度より12.95%増えて629億ペソだった。傘下の携帯電話サービス社のスマート・コミュニケーションズとピリピノ・テレホンの販売促進と設備拡充への資本投資が68億ペソとかさんだことが純益減の主な原因となった。しかし、スマート社は昨年下半期に15億ペソの純益を計上して黒字経営になった。昨年12月末現在の同社の携帯電話加入者数は270万人となり、前年同月末に比べると163%も激増した。PLDTのライン別収入を見ると、携帯電話が49.7%、データ及びネットワークは42.3%、地上電話は17.1%、国内長距離が3%と、それぞれ前年度に比べ収入を伸ばした。(2日・タイムズ)