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[ 242字|2000.12.2|社会 (society)|econoTREND ]
□円借款など公的開発援助の借入を倍増
政府は2001年度以降、アジア開発銀行(ADB)や世界銀行といった国際融資機関と各国政府から合わせて年16億ドル規模の借り入れを行う方針。メダリヤ経済開発庁(NEDA)長官が明らかにした。現行の年8億ドル規模に比べ借入額は倍増することになる。低利(最低0.75%)で、かつ返済期間が長期(最長40年間)と民間に比べ貸出条件が緩やかな公的開発援助を利用し、政府主導で景気を活性化するのが狙い。公的開発援助金は通常、道路や発電所の建設、鉄道の敷設などといったインフラ整備事業に用いられる。