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[ 250字|2000.9.26|社会 (society)|econoTREND ]
□不良債権率が15%台に
中央銀行によると、今年7月末現在の国内商業銀行49行の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(元金もしくは利子、あるいは両方が支払期限を30日以上過ぎても未払いの焦げ付き融資)の比率は15.26%だった。前月レベルに比べ0.61ポイント上昇した。不良債権が前月比5.6%増の2,328億ペソに増加したことが要因。各行が保有する予想貸出損失準備金の総額は同0.5%増の1,017億ペソに増加した。しかし、不良債権が膨らんだため、準備金の不良債権カバー率は同2.2ポイント減の43.7%に落ち込んだ。