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[ 287字|2000.6.6|社会 (society)|econoTREND ]
□サンミゲルが蒸留酒製造にキャッサバなど利用
サンミゲル社は、傘下のラ・トンデーニャ酒造会社が製造する各種蒸留酒やこん包部門で使用する生物分解性プラスチックの原料として用いるためキャッサバ(芋の一種)やトウモロコシのでんぷんから糖質とアルコール分を抽出する工場を全国各地に建設する計画。年内には、西ネグロスとイザベラ両州での建設を予定している。建設費は1工場当たり1,000─1,500万ドル程度と見積もられている。同社にキャッサバとトウモロコシを供給するためネグロス島で5,000ヘクタールのサトウキビ畑がキャッサバ、もしくはトウモロコシ畑に転用された。同社はさらに、全国で計100万ヘクタールの農地と契約を結ぶ意向。