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[ 228字|2000.5.13|社会 (society)|econoTREND ]
□国内製薬大手が価格引き下げ
国内資本の製薬大手ユナイテッド・ラボラトリーズ社(ユニラブ)は、抗感染薬、抗結核薬、気管支炎剤、せき止めなど主要医薬品65種の価格を最大で40%引き下げた。同社は、政府の呼び掛けに応じ、値下げを実施した初の製薬企業。政府は、他の東南アジア諸国に比べ2.517倍の高値となっている医薬品の小売価格の引き下げを目指している。このため、今年7月より民間と並行してインドから医薬品を輸入、低価格での販売を開始する。さらに、価格統制に踏み切ることも検討している。