台風ヨランダ(30号)
[ 337字|2014.4.1|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ]
全日空が非営利組織を通してセブ島の被災地に機内毛布8900枚を寄贈
災害被災地の支援などを行っている特定非営利活動法人(NPO)、日本リザルツは29日、台風ヨランダ(30号)で被災したビサヤ地方セブ州タブエラン町に、全日空(ANA)から寄付された機内用毛布8900枚を贈った。
同団体インターンの野口陽央さん(21)によると、同日午後、同団体の日本人職員2人からラウル・ゲローナ副町長に毛布が引き渡された。毛布はその後、町内2バランガイ(最小行政区)の計865世帯に配られた。残りの毛布も、その他10バランガイに順次配付される。
ANAが提供した機内用毛布は軽量で、燃えにくいという。同団体職員がANAに呼び掛け、今回の支援が実現した。
野口さんは「皆さんに喜んでいただけたと思う。少しでも被災地の役に立てばうれしい」と話した。