650億ペソで空港敷地売却へ
[ 316字|2024.10.24|経済 (economy)|econoTREND ]
基地転換開発庁(BCDA)は、首都圏パサイ市にあるマニラ空港(ニノイアキノ国際空港A)第3ターミナルが建つ60ヘクタールの所有権を運輸省マニラ国際空港公社に売却する。マニラ空港の運営権はサンミゲルを中心とする企業連合体に移管されているが、敷地は政府が賃貸しすることになっており、一部用地の所有権を持つBCDAが政府側に有利な条件で当該用地を売却する。売却合意書によると、運輸省は今後3年間は当該用地を賃借りし、その間に購入資金を準備する。価格は約480億ペソで、金利170億ペソが追加されるが、まずは着手金100億ペソの支払いで合意している。運輸省は3年後までに購入資金を確保できると自信を示している。(23日・インクワイアラ―)