デジタル銀持株BPIが売却
[ 385字|2024.10.15|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥系の拡大商業銀行大手BPIは、ゴコンウェイ財閥系のロビンソンズバンクを吸収合併した際に取得していたデジタル銀行GoTymeバンクの株式(発行済み株式の15%)をGoTymeフィナンシャルとギガ・インベストメント・ホールディングスに売却する。また、合意について10月3日付けで比中央銀行から承認を得たことも明かにした。売却額は9億247万ペソとみられている。GoTymeバンクは国内で操業を認められたデジタル銀行6行のうちの1行で、2022年11月に発足して以来、今年8月までに顧客総数が370万人、預金総額が173億ペソ。ゴコンウェイ財閥は持株会社のJGサミットキャピタルとロビンソンズリテールを通じて、BPIによるロビンソンズバンクの吸収合併に基づき、現在、BPIの9%株主権を所有しており、ソベル家に次いで2番目の主要株主となっている。(13日・スター)