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　砂糖規制庁（ＳＲＡ）はこのほど、トウモロコシのでんぷんを原料にして作られる高果糖コーンシロップ（ＨＦＣＳ、異性化糖）の輸入許可手数料を従来の１袋当たり１ペソ50センタボから30ペソに引き上げることを承認した。国内の砂糖業界から市場に人工甘味料が安価で出回っており粗糖の需要が激減しているとして輸入制限措置を取るよう強い要請があったため。ＨＦＣＳに対する輸入許可手数料はもともと2017年までは１袋当たり30ペソに設定されていたが、同年に同１ペソ50センタボまで一気に引き下げられていた。人工甘味料の輸入量が10年ぐらい前から、年間20万トンに達しているとの情報もあり、同庁は現在、詳細を調査しているという。（21日・スター）