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　中央銀行によると、６月末時点のフィリピンの対外債務は３月末比1.2％増の1301億8000万ドルで、前年の同時期からも10.4％増加し、過去最高を更新した。政府や公的機関による債務が同1.2％増の798億3000万ドルで、対外債務全体の61.3％を占めている。政府は４～６月期にもインフラ事業向けに17億5000万ドルを借り入れている。一方、民間による対外債務は503億6000万ドルで、同1.1％増。債権国は、日本が142億5000万ドルでトップ。以下オランダ（同43億1000万ドル）、英国（41億7000万ドル）と続いている。２国間の直接借り入れと多国籍金融機関からが全体の38.5％を占めて最大で、次いで国債発行などを通じた借入が同33.3％、外国銀行や他の金融機関からが22.4％。（16日・スター）