バイオ燃料混合率 55%に引き上げ検討
[ 314字|2024.9.6|経済 (economy)|econoTREND ]
エネルギー省が国家電力公社と提携して全国で運営している小規模発電施設について、同省が燃料の軽油へのバイオ燃料混合率を55%に引き上げるための事業可能性調査実施を検討している。電力公社は現在、送電網に接続できていない地域で計281カ所の小規模発電施設を運営している。バイオ燃料の混合比率を高めることが出来れば、温暖化ガス排出削減や輸入経費も削減できることから同省は実現に期待している。一方、エネルギー省が5月に発出した通達に基づき、10月1日から給油所で販売される軽油のココメチルエスター(CME)混合率が2%から3%に引き上げられる。混合率はさらに25年に4%、26年に5%にそれぞれ引き上げられる。(4日・インクワイアラ―)