送電網整備事業遅れでエネ規制委が罰金科す
[ 315字|2024.9.3|経済 (economy)|econoTREND ]
エネルギー規制委員会(ERC)は、全国の送電施設を運営管理する民間企業フィリピン全国送電会社(NGCP)に対し350万ペソの罰金を科した。セブ~ラプラプ送電事業、セブ~ネグロス~パナイ送電バックボーン事業第3期、バロイ~カウスワガン~アウロラ送電線敷設事業、タクロン~カラマンシッグ送電網整備事業など10カ所の送電関連事業を計画通り稼働できなかったためとしている。これらの事業に関する罰金は第一弾で、今後さらに27の関連事業についての結果が出れば、さらに追加の罰金が科される可能性がある。NGCP側は、ERC自体や政府の規制当局による許認可手続きの遅れが事業推進の障害になっていると反論している。(8月31日・マニラブレティン)