ブラジル産豚肉比が輸入量2位
[ 289字|2024.8.8|経済 (economy)|econoTREND ]
ブラジル家畜肉輸出業者組合によると、今年上半期(1~6月)のフィリピンへの豚肉輸出量は前年同期比65%増の8万4279トンで、輸出先世界2位だった。2015年のブラジルからの豚肉輸入量は約1400トンだったが、比では2019年以降にアフリカ豚熱感染が拡大したことで、ブラジル産豚肉の輸入が一気に拡大した。比の養豚業者はアフリカ豚熱により計約300万頭の豚を失い、業界全体では2000億ペソの損失を出した。ブラジルは現在、世界4位の豚肉輸出国で、23年の輸出量は112万トン。今年上半期も同4%増の61万3790トンを輸出したが、とりわけ比への輸出が伸びている。(7日・スター)