アルソンズパワーが 初の再エネ事業操業へ
[ 342字|2024.8.6|経済 (economy)|econoTREND ]
ミンダナオ地方を拠点とするアルカンタラ財閥系のエネルギー会社アルソンズパワーは、9月にサランガニ州マアシム町で同社初の再生可能エネルギー事業となるシギル水力発電所の商業運転を開始する。最大発電量は14.5メガワットで事業費は55億ペソ。稼働すれば周辺の4万1000戸の住宅に電力を供給することができる。同社はまた、南・北サンボアンガ州にまたがるシンダガン川流域での水力発電事業2案件と、東ネグロス州における水力発電事業も計画しており、2025年初めに着工する予定。アルソンズパワーは今後5年間で計9カ所の水力発電事業に取り組む計画を立てているほか、24年末までに同社初の大規模太陽光発電事業も着工する計画で、再生可能エネルギー事業へのシフトを一気に進める。(5日・ビジネスワールド)