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　統計庁によると、今年上半期の全国の籾米生産量は前年同期比5.5％減の853万トンだった。エルニーニョの影響を懸念してコメ農家が作付を遅らせたことが主な要因とみられている。上半期の籾米生産量としては838万トンだった2020年以来となる低水準。内訳は、かんがい施設を利用できる稲作地が同5.4％減の691万トン、かんがい施設のない稲作地が同5.7％減の161万トンだった。籾米生産量の減少に伴いコメの輸入量が増えており、１月１日～７月25日の輸入量は同20％増の244万トン。（２日・スター）