アヤラと丸紅が豪でBESS事業
[ 343字|2024.3.8|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥のエネルギー部門ACENの豪州子会社は、丸紅のシンガポール法人、丸紅アジアンパワー・シンガポールとバッテリー・エネルギー貯蔵システム(BESS)=ニューサウスウェールズ、総発電量200メガワット=の開発を合弁で実施する。豪・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に合わせてメルボルンで開かれたフィリピン・ビジネス・フォーラムで署名した。投資額は2億5000万豪ドル(1億6350万米ドル)で、両社で折半し2025年中の完工を目指す。ACENはニューサウスウェールズのウルラで総発電量720メガワットのBESS事業にすでに着手するなど豪州で複数のエネルギー事業に出資している。一方、丸紅のシンガポール発電子会社も豪を含む世界中で発電施設をすでに運営している。(6日・スター)