日系ローン会社にBPIが追加融資
[ 314字|2024.2.22|経済 (economy)|econoTREND ]
アヤラ財閥の拡大商銀BPIは、日系消費者ローン会社のホームクレジット・フィリピンに70億ペソの追加融資を実施した。これで融資総額は135億ペソとなり、市中銀行では最大規模となる。ホームクレジットは月給が2万ペソ未満の消費者でも手軽に利用できる消費者金融サービスを提供しており、2023年末時点で全国に1040万人の顧客を抱える。運営会社のホームクレジット・ファイナンス・フィリピンはもともとオランダ系企業だったが、23年6月に日本の三菱UFJフィナンシャル・グループとその傘下にあるタイのバンク・オブ・アユタヤが総額244億ペソで買収した。現在の出資比率はアユタヤ銀行が75%、三菱UFJが25%。(20日・インクワイアラ―)