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　アボイティス財閥の中核持株会社、アボイティス・エクイティ・ベンチャーズ（ＡＥＶ）は20日、コカ・コーラ・ユーロパシフィックパートナーズと提携し、米コカ・コーラ社から比子会社を完全買収することで最終合意に達したと明らかにした。買収総額は18億ドル。うちアボイティス側が７億2000万ドル（約400億ペソ）を出資して40％持株を獲得する。ＡＥＶは発電や銀行、不動産や食品関連部門などに進出しているが、さらにコンシューマ部門にも大型投資を行う。今後、比公正取引委員会からの承認を得て、2024年３月までに買収手続きを完了させる見通し。アボイティス・グループは2022年に米銀大手シティの比支店を720億ペソで買収しており、大型出資が続いている。（20日・インクワイアラー）