事業認可手続き迅速化を要望
[ 275字|2023.8.31|経済 (economy)|econoTREND ]
ニッケル鉱山企業が加盟するニッケル産業協会(PNIA)は政府に対し、現在5~10年かかっている新規事業の認可手続きを6カ月~1年に短縮するよう要望した。同協会のダンテ・ブラボ会頭は、エネルギー分野で実施されている認可手続き「エネルギー・バーチャル・ワンストップショップ」を導入するよう求めている。現在フィリピンには、ニッケル鉱山が34カ所あるが、精製工場は2カ所しかなく、新規建設には認可だけで長期間かかっている。一方、同協会によると、2023年のニッケル生産量は4000万~5165万トンで、ほとんどが輸出されている。(30日・インクワイアラ―)