比格付け見通しポジティブに
[ 268字|2023.8.9|経済 (economy)|econoTREND ]
日本の格付投資情報センター(R&I)は7日、フィリピンの外貨建て国債の格付けを「BBBプラス」に据え置く一方で、見通しを「安定」から「ポジティブ」に引き上げた。同センターは、「比経済は好調に推移している。財政赤字が穏やかながらも改善に向かい、政府債務比率も23年から低下に転じる見通し」だと評価した。また、「比政府の開発計画で目指す成長経路とマクロ経済の安定、財政の改善基調の維持を確認できれば、さらなる格上げもある」と期待を示している。ジョクノ財務相は、2028年までには「A」を獲得できると自信を示した。(8日・インクワイアラ―)