ペソ高も政策金利0.75ポイント引き上げへ 三菱UFJフィナンシャル予想
[ 330字|2023.2.6|経済 (economy)|econoTREND ]
三菱UFJフィナンシャル・グループの海外市場調査部門、МUFGグローバル・マーケッツ・リサーチは2023年度のフィリピンの経済動向について、対ドル為替レートでペソ高が進むとの予測を明らかに
三菱UFJフィナンシャル・グループの海外市場調査部門、МUFGグローバル・マーケッツ・リサーチは2023年度のフィリピンの経済動向について、対ドル為替レートでペソ高が進むとの予測を明らかにした。海外市場で必需品の価格が下落することで輸入額が縮小し、ペソ高傾向が強まるとしている。1月末の為替レートは終値が1ドル=54.63ペソだったが、これが3月末には54.75ペソへと若干ペソ安に振れるものの、6月末には同54.50ペソ、9月末に54.25ペソ、12月末には53.50ペソまでペソ高が進行するとしている。一方で中銀が決定する政策金利については、23年中に現在の5.5%から6.25%まで0.75ポイント引き上げられる見通しという。(2日・ビジネスワールド)