拡大商銀貸付残高17カ月連続で拡大
[ 280字|2023.2.3|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行によると、2022年12月単月の拡大商業銀行による貸付残高は前年同月比13.4%増で、前月の同13.7%増から縮小した。一方、前年同月比での増加は17カ月連続となった。中銀は昨年、政策金利を2.0%から5.5%に大幅に引き上げたが、市中銀行による貸し出しは依然旺盛だった。しかし、ING銀行のニコラス・マパ上級エコノミストは金利引き上げの影響が今後徐々に表れ、特に製造業向けなどの貸し出しが縮小すると予測している。また、中銀がクレジットカード金利の上限を引き上げたことから、カードローンを通じた貸し付けも縮小するとの見通しを示した。(31日・スター)