名高い市場に5年連続で名指し
[ 304字|2023.2.3|経済 (economy)|econoTREND ]
米通商代表部が公表した海賊版や模倣品などの知財権侵害商品が横行する「悪名高い市場」に関する最新報告書で、フィリピンからは仮想市場としてショッピーが、実体市場として首都圏サンフアン市の商業施設グリーンヒルズ・ショッピングセンターが挙げられた。グリーンヒルズは5年連続。グリーンヒルズでは電子機器、衣料、化粧品、アクセサリーなどの海賊版を扱う多数の商店が営業していると指摘。昨年4月には一斉摘発も実施されたが、効果は限定的としている。グリーンヒルズでは今年7階建ての新ビルがオープン予定だが、ショッピングモール運営側は、海賊版を売らないよう小売店主らに働きかけると約束しているという。(1日・マニラブレティン)