浮体式エネルギー貯蔵システム操業
[ 289字|2022.12.2|経済 (economy)|econoTREND ]
アボイティス財閥のエネルギー部門、アボイティスパワーは11月29日、国内で初となる浮体式バッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)の操業を開始したと発表した。ミンダナオ地方ダバオデオロ州マコ町で同社の子会社、サーマ・マリーン(TMI)が開発していた最大発電量49メガワットのエネルギー貯蔵システム。アボイティスパワーはルソン地方北部イサベラ州ラモン町で操業中のマガット水力発電所に隣接した用地でのマガットBESS事業も今年8月に着工したばかりで2024年3月までの商業運転を目指す。同社は今後10年間で計12件のBESS事業を開発する予定。(11月30日・マニラブレティン)